サンムーン孵化乱数調整を解説するにあたって、
これを読めばもしかしたらイメージしやすくなるかも?
な記事です。 


そもそも乱数とは?

文字通り、乱れた数法則性のない数です。

そして、いきなり重要な話なのですが、
コンピュータは法則性のない数を作れません

なので、いろんな法則を使って、
一見法則があるようには見えない数を作ります
これを疑似乱数といいます。

疑似乱数は一見法則性が無いように見えますが、 
必ず裏には何かしらの法則性があります

例えば、次のような数列があったとします。
5 8 2 0 9 7 4 9 4 4 5 9 2 3 0 7 8 1 6 4
一見、法則性のない適当に並べた数列に見えます。
しかし、これは円周率の小数点以下51桁~70桁までを並べたものです。
こんな感じで割と簡単に疑似乱数は作れちゃったりします。


疑似乱数の法則が分かると?

さて、先ほどの例を使いましょう。
5 8 2 0 9 7 4 9 4 4 5 9 2 3 0 7 8 1 6 4
一見乱数列に見えるこれは、
実は円周率の小数点以下51桁~70桁までを並べたものでした。

では、この後出現する10個の数字は何でしょうか?

円周率の小数点以下71桁~80桁までかな?と予想できます。
0 6 2 8 6 2 0 8 9 9

割と簡単に乱数の先を予想できましたね?

法則が分かれば乱数がその先どう続いているのかが分かるようになるのです。


乱数調整って?

また先ほどの例を使います。
先ほどの数列を0~9の目があるサイコロを投げた時の出目としましょう。
最初にサイコロを投げたら5、2回目は8、3回目は2、・・・です。
そして、30回投げ終わったとします。
ところで、今スゴロクをやっていて、あと3マスでゴールです。
一発でピッタリゴールするにはどうすればいいでしょう?

さて、法則性はわかっているので、次の10個の数は、
8 6 2 8 0 3 4 8 2 5
だと予想できます。

3が6番目に出てきています。
ということは、裏でコソコソ5回サイコロを振っておいて、
みんなの前でサイコロを振れば、3が出てピッタリゴールできますね。

当然、現実ではできません。
しかし、ゲームでは法則性のある疑似乱数が使われているので出来てしまいます
このように、疑似乱数の法則性を解き明かし、望む未来を手に入れる
これが
乱数調整です。


よりサンムーンで行う孵化乱数調整に近い話

疑似乱数の法則性を解き明かし、と言いました。
しかし、実際には法則性は先人たちの手によって既に解き明かされています。
なので、実際に私たちがやることは、
未来にどんな目が出るのか計算し、
望む目が出る直前までコソコソサイコロを振ること
だけです。

ちなみに、コソコソサイコロを振ること、無駄にサイコロを振って出る目をずらすこと、
これを乱数調整では「乱数を消費する」あるいは単に「消費」といいます。

また、未来にどんな目が出るのかは、これまた先人たちの手で様々なツールが開発され、
簡単に計算できるようになっています。


以上です。
少しでも乱数調整のイメージの手助けになれば幸いです。